NEXT21の居住実験 大阪ガス

http://www.osakagas.co.jp/rd/next21/index.htm 大阪市天王寺区清水谷町6−16
日本住宅パネル
1. 省エネルギーと快適な生活の両立
2. 市街地における“共生環境”の創出および環境負荷の低減
3. 快適な居住空間とコミュニティの形成が可能な建築・設備の開発
4. 21世紀の魅力あるライフスタイルを実現する住宅モデルの提案
5. フレキシブルな住宅づくりを可能にする設備・配管システムの開発の5つのテーマを柱に、近未来の都市型集合住宅に必要なハード・ソフトの実験を行ってきました。 "

Keyword/二段階供給、省エネルギーエコロジー、スケルトン・インフィル、実験住宅
●最寄駅/谷町線谷町6丁目駅 ●供給主体/大阪ガス 
●設計者/大阪ガスNEXT21建設委員会(内田祥哉、巽和夫、深尾精一、
●敷地面積/1542.9㎡ ●戸数/18戸 ●階数/6/1
●建築面積/896.2㎡(58.1%) ●延床面積/4577.2㎡(269.2%)
●see also/日経103pp110-124 住特9401pp137-160 文化9401pp143-160 
GA6pp60-95 文化9503pp168-169

 1990年代、最も多くの紙面を飾った集合住宅の1つであろう。エネルギー、環境、都市、建築、設備の多方面の専門家が一同にこれからの都市居住のあり方を模索した結果生まれた。大阪ガスの企画のもと、都市居住にかかるハード、ソフトの両面であらゆる実験が行われているといっても過言ではないだろう。
 ここで試みられた内容をキーワードで抜き出してみると、2段階供給、SI(スケルトン・インフィル)、立体街路、エコロジカルガーデン、屋上緑化、リサイクル、燃料電池、耐用電池、生ゴミ排水の中水化などである多彩である。
 全体の架構はスケルトンであり、各住戸は、オープンな立体街路に面し、上下左右と関わりをもたない自由度と更新性をもつ。設備配管、配線などは立体街路を共同溝として組み込まれ、躯体から独立しており、内装は入居者のライフスタイルに合わせて自由にされた。ここには大阪ガスの社員が居住実験している。
 ここので実験は様々なレポートや学会で発表されてきた。現在は、入居者を入れ換え、第2期の実験の段階に入っている。 
By集合住宅博物館

APTECH(アプテック)概要
場     所 : 大阪市北区天神橋6丁目4−20(大阪市立「住まいの情報センター」3F)
平日10:00〜19:00  土・日10:00〜17:00 (毎週火曜日休館。祝日の場合は翌日休館。)
実験集合住宅NEXT21 |1993 |大阪府大阪市天王寺区清水谷町6丁目