自然史が教える安全な土地−中川 要之助

10月1日(月)〜1月21日(月) 7講時 20時05分〜21時35分今出川キャンパス
1.講義案内:地質学の特性(歴史性、実用性)
2.大阪平野地盤沈下略史:豆腐(沖積粘土)の上の近代都市
3.日本の水資源事情:大阪平野地盤沈下が収まって琵琶湖が汚れた
4.近畿の活断層活断層三者地形学地震学、地質学)三様
5.近畿の地震活断層:南海地震豊中―柏原断層の恐怖
6.斜面防災(1):斜面防災も料理も水加減が基本
7. 斜面防災(2):都市のマンション開発、農村の地すべり抑止工事
8.地質条件と土地開発(1):仰木ニュータウン泉北ニュータウン
9.地質条件と土地開発(2):けいはんな学研都市の安全な土地は
10.公共事業と地質調査:地質調査はなぜ間違うのか
11.里山の開発:首都圏の雑木林、近畿圏の里山
12.里山保全:山林の役割は水貯めにあらず、土守りにあり
13.講義のまとめ:自然史の研究は未来のシミュレーション