コンパクトシティ*wiki

コンパクトシティ―青森市の挑戦

コンパクトシティ―青森市の挑戦

丸亀市の成功事例。 その他、★富山市や青森市
中小企業白書 2006年版少子高齢化・人口減少社会における中小企業持続可能な地方都市再生・社会的企業によるシステム
http://syll.eng.chiba-u.ac.jp/ca2/kam/411_40100401.shtml都市地域計画@千葉大建築
県大@中心市街地活性化とまちづくり会社
★千里ニュータウン再開発計画*財団法人大阪府タウン管理財団

日本初の大規模ニュータウン千里ニュータウンの中心地である千里中央駅前(大阪府豊中市)の再開発計画を進めている住友商事などは24日、計画内容の詳細を発表した。街開きから40年近くが経過して住民の高齢化が進んでいるため、総合病院や有料老人ホームなどを備えた大型医療福祉施設を新設。地上49階建ての超高層マンションや大手家電量販店なども整備する。10年度中の完成を目指す。
 大阪府豊中市が駅前に所有する約5万2千平方メートルを、住友商事阪急電鉄オリックス不動産などの事業グループが再開発。総事業費は約550億円。

 大型医療福祉施設「シップ センリ」には、ベッド数400床の療養型総合病院や200人収容の賃貸型有料老人ホームを開設。施設内に24時間365日託児可能な無認可保育所なども設け、子育て世帯の流入を促す。

 このほか、ヤマダ電機が売り場面積約1万3000平方メートルで来年春に先行オープン。高さ164メートルの超高層マンションは最上層部(47〜50階)で一戸当たりの床面積が120平方メートル以上。販売価格は1億〜2億円を予定している。

公団住宅、福祉と一体化 空室活用し介護施設や診療所 団塊の高齢化に備え

 厚生労働省国土交通省は、大規模公団住宅などに高齢者が安心して住み続けられるよう、福祉と住宅を一体化させた取り組みを始める方針を固めた。

 空き店舗や空き住宅を、高齢者の生活に欠かせない医療・介護の場として活用するほか、低層階への住民の住み替えも進める。両省は、今年度中にモデル事業を始動させ、団塊の世代の高齢化で介護ニーズも高まるとされる10年後を目標に、高齢者の街づくりを進めていきたい考えだ。

年度内にモデル事業
 構想によると、団地にある空き店舗や空き住宅に、認知症高齢者向けグループホーム、デイサービスや泊まり、訪問介護など様々なニーズに対応する小規模多機能型居宅介護事業所などの介護施設を誘致。また、訪問看護ステーションや、24時間対応の在宅療養支援診療所などにも入ってもらう。高齢者向けのメニューを用意したレストランなど、暮らしに必要な事業を展開するよう、NPO(非営利組織)などに呼びかける。

 一方、住宅部分については、エレベーターは設置せず、バリアフリー化した低層階に住み替えてもらい、住民が長く暮らせるようにする。緊急通報装置が備えられ、連絡を受けた提携タクシー会社から、ヘルパー資格を持つ運転手が運転するタクシーが急行する。

 対象としては、都市再生機構(旧日本住宅公団)が開発した大規模団地のうち、昭和40年代(1965〜74年)に造成された約32万戸分を想定し、多摩、千里ニュータウンなどが含まれる。両省は、その後、他の公営住宅にも拡大し、ニュータウンのない中規模都市でも、地域の事情に応じた政策を展開する方針だ。

 事業所を誘致する際には、当面、グループホーム開設に1500万円を交付する制度など、両省にある既存の補助金を活用する。このほか、新たに補助金制度を作り、08年度予算に費用を計上することも検討している。

 政府は、増え続ける医療・介護給付費を抑制するため、費用がかかる特別養護老人ホームなどではなく、高齢者が長く在宅で生活できるような体制づくりを進めている。今回の取り組みもその一環で、大多数を占める中間所得層の老後の安心を確保したい考えだ。(2007年4月20日 読売新聞)