成人式・日本文化特論B

タイムカプセル。親から手紙を貰い、子から親へも手紙を書く。春登山・立志式

立志式“立志”とは、志を立てて、将来の夢に向かって目標を成し遂げようとする意味があります。成人する一歩手前の15歳という節目に、大人への自覚、大願成就の祈願を込めて式が行われ、言ってみれば“15歳の成人式”です。
橋本左内
安政の時代に,武士であり蘭学者であった橋本左内は,15歳の時に「啓発録」という5ヶ条の覚え書きを残しています。その中に,〔立志〕という1ヶ条があります。左内はこの中で「志を立てよ。人生の目標を立てよ。」と自分に言い聞かせています。
 また,「啓発録」の中で,
 ○ 稚心を去れ(甘え心やわがままから抜け出せ)
 ○ やる気を起こせ(怠け心を吹き飛ばせ)
 ○ 勉学に努めよ(学問だけでなく,正しい生き方を学べ)
 ○ よき友を選べ(互いに励まし合い,いさめ合う友を選べ)

立志スキー合宿のねらい
①立志を機に集団宿泊生活をすることにより、自分の行動に自覚と責任を持ち、正しい判断と行動力を養う。

②スキーというスポーツを体験することにより、運動に親しむ態度を育てる。

③集団宿泊生活を通して、生徒相互および生徒と教師の人間関係を深める。

④将来に対する希望を持たせ、自分自身の進路について深く考える。