・・発達しんり

スキナー(道具条件付け)・バンデュラ(モデリング)・フェスティンガー(認知不協和音)・波多野誼余太・・アレクサンドル・ルリア(ソ連・)
日本認知運動療法研究会養老天命反転地
アレクサンドル・ロマノヴィッチ・ルリアAlexander Romanovich Luria 1902年-1977年)

識字を持たない口承文化の住人は物事を記憶しない(する必要がない)。全ての思考は材料を様々な要素に分解するという作業を必要とする。しかし抽象的に順序だて、分類し説明するために吟味することはテクストの内化、すなわち識字能力を必要とする。
ソビエトの心理学者アレクサンドル・ルリアは1930年代初頭に識字能力を持たない被験者達にある実験を行った。彼は被験者達に基本的な幾何学図形の絵を提示した。読み書きに全く触れていない農民達はそれらの図形に「円」「四角形」「三角形」などの抽象的なカテゴリー名を言うことは決してなかった。彼らは円をお皿か月と見た。四角形や三角形も同様で、それらの図形は全て、彼らの経験に根差したものでなければならなかった。
彼らの推論は逆向きには決して進まず、彼らが直に接する環境から取り出した丸いものは決して「丸い」という概念に抽象化されなかった。円は決して味わったり触ったり匂いを嗅いだりすることができないから、存在しているものと考える事はできないのだ。

書評『本が死ぬところ暴力が生まれる』@SFC 慶應義塾

本が死ぬところ暴力が生まれる―電子メディア時代における人間性の崩壊

本が死ぬところ暴力が生まれる―電子メディア時代における人間性の崩壊

大学にアリ。
「論理的な思考」匠雅音:
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