にっぽんの現場「丸の内レディ〜新入社員たちの研修日誌〜」

(木) 「現場」は日本のビジネスの最前線、東京・丸の内。  
4月2日の朝、巨大なビルが並ぶオフィス街を企業の入社式に臨む若者たちが行き来した。バブル崩壊後、多くの企業ではリストラと請負い・派遣社員の導入が続いたが、近年の景気回復、団塊世代の退職に伴い正社員として採用される新卒者が増えつつある。とりわけ、丸の内各社では今年女子学生の内定率が史上初めて男子を上回り、多くの女性がやがては企業の要所を担うことになった。彼女たちはどんな決意を胸に丸の内への第一歩を記そうとしているのだろうか。  
信託銀行、人材派遣会社、外資系海運会社、そしてビル管理会社にそれぞれ就職する4人の女性に密着。社会人初日と直後から始まる実戦さながらの研修を追い、その思いと迎える企業の現状と期待をドキュメントする。

■NHKスペシャル「日本国憲法・誕生」4月29日日 21時~22時15分 NHK

特に国会の憲法改正案委員小委員会の秘密議事録が公開されると、GHQ草案に様々な修正が施され、「日本化」「土着化」と呼ばれる過程を経ていることが明らかになってきた。生存権や義務教育の無償化などここでの日本人の修正によって盛り込まれた条項は多い。
また、当時の極東委員会の議事録から、ソ連や中国が憲法制定過程に注目し、議論を重ねていたことが分かってきた。第9条のいわゆる芦田修正について、極東委員会で日本の再軍備化の可能性が指摘され、新たにシビリアンコントロールの条項が付け加えられることになった。

■ドキュメント'07「夢は教室に…35歳・新人教師の1090日」4月29日(日)24:50〜25:45 日本TV

クラスメートの父親の死を授業で真剣に考える▽教師たちが意見をぶつけ合う勉強会
 30代半ばで初めて教壇に立った平尾寛さんを紹介する。平尾さんは土木関係の仕事をしながら通信教育で教員免許を取得。採用試験に数回挑戦し、3年前に社会人特別選考枠で採用された。
 教職を目指したのは、児童自立支援施設に入所するほど荒れていた中学時代に、自分を信じて守ってくれた先生へのあこがれからだった。教師になった平尾さんは夢や希望といった青臭い言葉を子供たちにぶつけ、怒り、笑い、泣き、学んできた。教育改革に揺れる今、教育と本気で向き合う平尾さんの取り組みを伝える。<<高校生への「生と死をみつめる授業」− 自己発見・自己開発のために http://www.hyogo-c.ed.jp/~kokoro/H11/lesson2/4/4-1.html