金3・外国為替の仕組みVS消費生活と商品!!

前ーー国際金融! 有馬敏則先生!滋賀大学・日本証券ゼミナール
金融制度改革に関する研究 (KEYWORD:ファイヤー・ウォール , 金融制度 , 相互参入 )
内外価格差に関する研究 (KEYWORD:規制緩和 , 円高 , 購買力平価 )
国際通貨制度改革の研究 (KEYWORD:円 , ドル , 為替相場 )
金融リスクとリスクマネジメント (KEYWORD:信用リスク , 市場リスク , 流動性リスク )
郵政事業民営化論の批判的検討、国際的ヘッジファンド問題、ペイオフ問題、金融情報ネットワーク問題

国際通貨システム、国際金融資本市場と国際収支調整問題・国際資本移動問題について、秋学期では外国為替にかかわる諸問題について集中的に検討する。なおビデオを積極的に活用し、外国為替に実態理解に努める。

(1) 国際通貨制度の種類
(2) 金本位制下の調整メカニズム
(3) IMF体制(ブレトンウッズ体制)とドル・SDR
(4) 変動相場制の循環的推移と問題点
(5) 拡大EUと共通通貨ユーロ
(6) 最適通貨地域の理論とアジア共通通貨圏の可能性
(7) 国際金融資本市場の推移
(8) 国際資本移動とヘッジファンド
(9) 金融の国際化と国際金融業務
(10) 国際資産運用と外国為替変動リスク
(11) IMF国内発表方式による国際収支表
(12) 国際収支調整政策と実体経済
(13) 国際的債務累積問題とセキュリタイぜーション

後ーー商品化!  守屋 晴雄先生!  龍谷 
現代商品の特質に関する研究 化学系の商品に関する研究「京都」を社会科学的に見る・マーケティングの基礎
パッケージ、ブランド政策、コストダウン、さらに販売戦略・『地域経済のダイナミズム』

どのような特質や相互のつながりがあるか、といった問題意識がきわめて大切である。
 春学期では現代商品の特質を丁寧に学んでいただく。現代商品のトレンドの一端について具体的な商品知識の修得とともに理解していただく。秋学期では, 春学期の学習をバックボーンにして、消費者と商品とのかかわりにおいて生ずる諸問題に考察の焦点を当てる。

商品学研究@経営学総合
講義のねらい
  現代における商品開発の諸問題について、まず、U.コッペルマン氏(ドイツ)による製品化の考え方を足がかりにして考えてみます。特に氏の製品要請分析の考え方を理解します。
商品開発は、商品を媒介にしてニーズとシーズを結びつける営為ですから、当然、昔の自給自足の時代とは異なります。商品という形態(形式)に生産者、消費者は関わるわけですから、自給自足時代とは異なる商品固有の諸問題が生じると見ることができましょう。講義では、このようなことに意を払っていきたいと思います。

商品開発についての体系的な見方の一例を学ぶことができましょう。

講義スケジュール   (前半)
1.商品学の歴史と課題(1回)
2.商品開発と経営環境(1回)
3.製品化論の概要(5回程度)
(製品要請分析を中心とします。)
4.商品開発の具体的展開例(10回程度)

テキスト
 U.コッペルマン著 岩下正弘監訳『製品化の理論と実際 新製品開発から市場導入まで』東洋経済新報社1984年(現在市販されていません、必要箇所をコピーし受講者に渡します。)

参考文献
 守屋晴雄編著『現代製品化論』東洋経済新報社、1991年、4,587円
高谷和夫著『商品開発の実際』日経文庫、1998年、872円

ものごとを基礎から理解する態度を養うようにしてください。研究やそれを支える研究能力の進展において過度の促成栽培は禁物です。

文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)

文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)


*歴史は繰り返す・イオン岡田家の不思議(2006*「郵貯の民営化と財政投融資」
「『自己責任』時代の商品−特に金融分野とネット取引−」埼玉大学 原早苗氏
「高校生にとって“商品”とは?」
「商品学からの対応−品質コミュニケーションと商品学習−」
花王における“よきモノ造り”への顧客の声の活用」
「次世代商店街『サンストリート』の開発と運営」(