のど風邪の症状

ドクターQ&A 風邪の予防と対策

 のどにウイルスが感染すると、体の防御反応が働いて炎症が起こります。すると、のどの粘膜の生理機能が損なわれて知覚過敏が起こり、まずイガイガ感、異物感が生じます。また、炎症によって「プロスタグランジン」という生理活性物質が産生されると、のどの痛みを感じるとともに、血管の拡張などが起こり、のどの赤み、腫れが生じます。
  咳は気道に入ってきた異物や痰を排除する体の防御反応のひとつです。咳は気道にウイルスが侵入すると、気管支のけいれんや、気道粘膜の炎症が起こり、その刺激が迷走神経を通じて脳の延髄にある咳中枢に伝わって、咳中枢が興奮して起こります。 痰は、ウイルスや細菌を排除しようと、気道粘膜の分泌腺から粘液が過剰に分泌されるために生じます。

 ギャース!のど痛いのに、カレーだと!!