和西!・・・男女の名詞の差はなぜある?

ポケットプログレッシブ 西和・和西辞典¥2,940*スペイン語サッカー辞書on-lineスペイン語辞書スペイン情報ひろば“リベラルテ”
男女の名詞の差はなぜある?意識にどんな風に影響を及ぼしているのか??"男女入り混じり集合"が言い難くてしょうがないと思うぞ。

◆男性名詞と女性名詞はどうして生まれたのですか?(区別のない言語も沢山ある)
→多くのヨーロッパの言語の祖先であると仮定される「インドヨーロッパ語」で,生物についてだけ男性と女性の区別がありました。男性と女性,雄と雌の区別は意味的に必要だからです。
そして,形容詞はその性の区別と一致して,文法的な関係を示していたのです。それが,後に生物以外を示す名詞にも広がりました。生物以外では「男性」と「女性」という意味の差はなく,冠詞・形容詞と名詞の間の文法関係を示すだけになりました。
確かに,生物には冠詞・形容詞と名詞の間の文法関係を示す性があり,無生物にはそれがない,というのでは統一がなくややこしくなるので,言葉の歴史の上で自然に統一されたのだと思われます。英語も古くは名詞の性がありましたし,その親戚のドイツ語では現代ドイツ語でも性があります。
(1)生物名詞以外も男女にわけてしまえ(アラビア語サンスクリットインド・ヨーロッパ語族ヒンディー語)
(2)男でも女でもないなら中性っていうのを作ろう(ロシア語、ドイツ語)
(3)生物名詞も男女の差をなくしてしまえ(日本語、韓国語、中国語・モンゴル語インドネシア語)

Hiroetteのブログフォーラム 留学生と語る日本語とジェンダー